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笑って心理学を学べるゆうきゆうのマンガで分かる心療内科の魅力について

マンガで分かる心療内科は、Webコミックとして作家のゆうきゆうが自分が働いていた実在のゆうメンタルクリニックの公式サイトないで不定期に掲載していた漫画が面白かったため、ヤングコミック雑誌に2010年より連載が始まりました。
そしてマンガで分かる心療内科の漫画が人気となり、2015年にはWEBアニメ化されて、アニメで分かる心療内科とタイトルを改めて、無料の動画配信サイトを中心に配信されました。

都内最大級の5つの病院を構える実在のゆうメンタルクリニック

都内最大級の5つの病院を構える実在のゆうメンタルクリニックで働いていた作家の作品だけあって、心療内科で扱ううつ病やインポテンツや認知症や様々な適応障害の症例について真面目に取り上げられてます。
だけどそれだけだと堅苦しくなる難しいテーマや用語が多いので、主人公心内療と助手の宮越あすなのボケとツッコミでギャグ漫画を楽しみながら知識も学べるようになってます。
マンガで分かる心療内科が始まった当初は、軽くて身近な性的なテーマからスタートした事もあって毎回1話完結で終わってました。
次第に扱うテーマが1回では説明しきれない難しいテーマになり、作品の中盤ぐらいからは前編後編の2話完結や複数回にまたがるテーマが増えていきました。
そして現代心理学のフロイトとユングに並ぶアドラーを取り上げたアドラー心理学編以降では、コミックス一巻で完結する長編も出ました。

マンガで分かる心療内科ってどんな内容?

気になる作品内容ですが、毎回スタート時には主人公であるゆうメンタルクリニックに勤める男性心理士の心内療と、彼の助手の女性看護師の宮越あすなの自己紹介から始まります。
次に毎回取り上げるテーマについて、二人のやり取りをしながら分かりやすく説明して行きます。
ある程度解説が終わったら、患者の事例で助手の宮越あすなが、一癖も二癖もある患者を連れて来て始めはまじめに対応していた主人公の心内療も次第に壊れて行き、真面目な内容が脱線して下ネタギャグとツッコミのがギャグマンガで展開します。
そして最後には話がまとまらなくても、エンディングで二人で遠くの方向を眺めて終わるのがお約束となってます。
マンガで分かる心療内科の魅力は、登場人物のキャラの濃さにあります。
主人公の心内療は、真面目を装って患者と接してますが、助手の宮越あすなと患者の猛烈なボケに対して終盤には壊れて、自らもボケ始めるシーンもしばしば登場しました。

まとめ

助手の宮越あすなは外見は可愛いヒロイン的なキャラだけど、オヤジが着ぐるみを着ているのではないかと思わせるほど、オヤジギャグや下ネタギャグを連呼します。
他にも個性的な患者やキャラが続々と登場して、楽しく心理学の勉強が出来るのがこの作品の魅力です。

 

関連リンク
ゆうきゆう×武蔵野みどり セックスレス対談(後編)

ピル外来ではピルの処方だけではなく気軽に相談もできます

様々な理由によってピルを処方してもらいたいと思ったときに利用できるのが、ピル外来と呼ばれるものです。
処方以外にも、ピルの服用することへの不安や、人には言えない悩みを持っている人は、一人で悩まずにピル外来で相談することができるでしょう。
ピル外来であれば、ピルの服用することで現れる副作用である血栓症などの心配も対応してもらえるため安心です。

 

ピル外来の目的

そもそもピルの使用目的としては、さまざまなものがあげられますが、ピル外来では大きく分けると三つの目的で使用されています。

 

●避妊や生理不順、生理痛の改善や生理前症候群の改善

一つ目が避妊や生理不順、生理痛の改善や生理前症候群の改善などです。
これが一般的なピルの使用目的であり、低用量ピルや長期で使用することになります。
具体的な名前としては、マーベロンやトリキュラー、シンフェーズが該当するでしょう。
どれを選んだとしても自費診療となり、1か月分約2000円ほどとなります。
診察の結果で、場合によっては保険診療での処方になることもあるでしょう。

 

●緊急避妊

二つ目が緊急避妊の目的であり、これは女性が望まない妊娠を避けて、緊急的に避妊の効果を高めるために用いるものです。
承認薬のノルレボ錠が処方されることになるでしょう。
緊急避妊は何度も繰り返して内服するものとは異なり、緊急時の対応として使用するものとなります。

 

●生理日を移動する

三つ目の目的は生理日を移動することです。
旅行や結婚式など大きなイベントの際には、生理が来てほしくないと思うこともあるでしょう。
このようなときに生理周期をずらすために、ピルの処方をお願いする方法です。
生理周期によってコントロールが難しくなることもあるため、予定が決まっているのであれば、余裕を持って受診することが大切です。

 

保険適用について

病院にかかればすべての検査や診療が保険適用となるわけではなく、たとえ同じピルを処方してもらう場合でも、適用になる場合もあれば適用にならないケースもあります。
低用量ピルは保険適用になるのかということに関しては、月経困難症や子宮内膜炎などの治療のために処方するとなった場合には、保険適用内となるでしょう。
それ以外の目的で処方する場合には、原則的には保険適用外となります。
中には低用量ピルを飲んで避妊のために使いたいと思う人も多いかもしれませんが、避妊を目的にする場合には保険適用外です。
また中絶手術を受けた後に避妊の目的で内服を進められるケースもありますが、この場合にも保険適用には当たりません。

 

処方してもらうために必要となる検査

処方してもらうために必要となる検査に関してですが、もしも低用量ピルを生理前症候群の改善や避妊のために処方してもらうのであれば、血液検査は必要ありません。
毎日服用するだけで、希望する効果を得ることができるでしょう。
低用量ピルを保険適用内、つまりは病気の治療のために処方してもらうのであれば、本当にその病気であるかどうか確定診断をしてもらわなければなりません。
確定するためには検査を受ける必要が出てきます。
月経困難症の診断は、主に問診で判断することになりますが、月経困難症の症状の一つに大きな痛みが挙げられます。
この痛みを引き起こす病気がほかに隠れていないのかを検査で探すのです。
また月経困難症以外に、そのほかの婦人科系の疾患にかかっていないかどうかを探す検査としては、内診や視診のほかに、血液検査や超音波検査、場合によってはCTやMRIなどの画像診断なども行われ、ここから総合的に判断されることになります。
子宮内膜炎の治療に用いる場合にも、月経困難症と同じように問診が行われます。
そのほかに内診、直腸診、血液検査などをメインとし、確定検査のために腹腔鏡検査まで進むケースもあるでしょう。
腹腔鏡検査とはどのようなものなのかというと、不妊症の原因が子宮内膜症であるかどうかを調べるための検査としては必須となります。

 

月経困難症や子宮内膜炎の治療として処方するとなった場合

それ以外には手術にも使われる方法です。
これらの検査は入院の必要もなく、ほとんどが外来で行うことができます。
月経困難症や子宮内膜炎の治療として処方するとなった場合には、低用量ピルの処方は保険適用となります。
月経困難症に用いる場合には、月経開始とともに腹痛などの痛みが出現し、月経終了とともに消失していきます。
痛みだけではなく嘔吐や下痢などの症状があらわれることもあるでしょう。
子宮内膜炎は細菌感染症などを理由とし、子宮の内膜炎症が生じて、その結果として子宮内膜の細胞が変化するものです。
軽度の不正出血や骨盤の痛み、性行の際の痛みなどが主な症状なので、これまではあまり注目されてはきませんでしたが、近年では不妊症の原因になることが分かり、知名度も上がってきています。
これらの病気に対し低用量ピルは有効となります。

参考→神戸 ピル外来

 

まとめ

このようにさまざまな目的や症状でピル外来を利用することができるとわかります。
目的に応じて保険適用外となるのかならないのかが決まるので、費用も異なるものです。
気軽に相談できる場所であることを覚え、我慢できずに相談するようにしましょう。