笑って心理学を学べるゆうきゆうのマンガで分かる心療内科の魅力について

最終更新日 2024年5月16日 by babylo

マンガで分かる心療内科は、Webコミックとして作家のゆうきゆうが自分が働いていた実在のゆうメンタルクリニックの公式サイトないで不定期に掲載していた漫画が面白かったため、ヤングコミック雑誌に2010年より連載が始まりました。
そしてマンガで分かる心療内科の漫画が人気となり、2015年にはWEBアニメ化されて、アニメで分かる心療内科とタイトルを改めて、無料の動画配信サイトを中心に配信されました。

都内最大級の5つの病院を構える実在のゆうメンタルクリニック

都内最大級の5つの病院を構える実在のゆうメンタルクリニックで働いていた作家の作品だけあって、心療内科で扱ううつ病やインポテンツや認知症や様々な適応障害の症例について真面目に取り上げられてます。
だけどそれだけだと堅苦しくなる難しいテーマや用語が多いので、主人公心内療と助手の宮越あすなのボケとツッコミでギャグ漫画を楽しみながら知識も学べるようになってます。
マンガで分かる心療内科が始まった当初は、軽くて身近な性的なテーマからスタートした事もあって毎回1話完結で終わってました。
次第に扱うテーマが1回では説明しきれない難しいテーマになり、作品の中盤ぐらいからは前編後編の2話完結や複数回にまたがるテーマが増えていきました。
そして現代心理学のフロイトとユングに並ぶアドラーを取り上げたアドラー心理学編以降では、コミックス一巻で完結する長編も出ました。

マンガで分かる心療内科ってどんな内容?

気になる作品内容ですが、毎回スタート時には主人公であるゆうメンタルクリニックに勤める男性心理士の心内療と、彼の助手の女性看護師の宮越あすなの自己紹介から始まります。
次に毎回取り上げるテーマについて、二人のやり取りをしながら分かりやすく説明して行きます。
ある程度解説が終わったら、患者の事例で助手の宮越あすなが、一癖も二癖もある患者を連れて来て始めはまじめに対応していた主人公の心内療も次第に壊れて行き、真面目な内容が脱線して下ネタギャグとツッコミのがギャグマンガで展開します。
そして最後には話がまとまらなくても、エンディングで二人で遠くの方向を眺めて終わるのがお約束となってます。
マンガで分かる心療内科の魅力は、登場人物のキャラの濃さにあります。
主人公の心内療は、真面目を装って患者と接してますが、助手の宮越あすなと患者の猛烈なボケに対して終盤には壊れて、自らもボケ始めるシーンもしばしば登場しました。

まとめ

助手の宮越あすなは外見は可愛いヒロイン的なキャラだけど、オヤジが着ぐるみを着ているのではないかと思わせるほど、オヤジギャグや下ネタギャグを連呼します。
他にも個性的な患者やキャラが続々と登場して、楽しく心理学の勉強が出来るのがこの作品の魅力です。

 

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